おはようございます。
秋晴れのように、穏やかな1日でありますように。
☆今日の御言葉 箴言20章24節
『人の歩みを確かなものとするのは主である。人間は自らの道について一体何を見極められるのか。』
今日は、ハロウィンですが、私たちの教会の流れの中では宗教改革記念日です。1517年10月31日、ドイツの修道士マルティン・ルターがヴィッテンベルクの城教会に「95か条の提題」を掲示したことで、教会の歴史が動きました。3つの大切なことが確認されました。1、信仰のみ 2、恵みのみ 3、聖書のみ というものです。
複雑になってしまった状況の中から、本当に大切なものは何かを見つめた時でした。私たちの人生を確かなものとするのは、多くのものが必要なのではありません。私たちの手に有り余るほどの何かを求めても、それはやがて人生の重荷となることがあります。私たちの歩みの一つひとつを確かにしてくださるのは神さまです。弱さの中にこそ、神さまの力強さが現されます。一歩ずつ、「これが道」「ここに歩もう」とみことばを通して、いつでも励ましてくださるのです。
私たちの今日の日を改革してみませんか。大きなことをする必要はありません。変わらなければいけないというプレッシャーもありません。ただ、3つのことを意識するだけで、感謝が心に満ち溢れることでしょう。
私たちの人生に与えられている大切な3つの宝です。
1、信仰のみー見えないものを確証する
「信仰とは、望んでいる事柄の実質であって、見えないものを確証するものです。」(ヘブライ人への手紙11章1節)
信仰には大きな力があります。信じる時に、神さまと私が絆で結ばれます。もはや私一人の人生ではなくて、自分一人の力で生きることでもなくて、神さまと同じ方向を見て歩みます。今は問題のように見えても、神さまの視点が加われると、恵みの出来事に変化していくことを見ることができるのです。
2、恵みのみー強くなる
「私の子よ、あなたはキリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。」(第二テモテ2章1節)
私たちは迷うことがあります。本当に大切なことを見失い失敗することがあります。それは、私たちが恵みによって強くなるチャンスです。私たちの人生のピンチは、神さまにある人生のチャンスになるのです。自分の道について一体何を見極めるだろうかと、行き止まりと思うような道に歩むことがあります。しかし、神さまの恵みに励まされて進み続けます。行き止まりと思っていた道は、曲がり角で、信じて進んで行けば、神さまが備えてくださる恵み世界が開かれていることを知るのです。
3、聖書のみー救い至る知恵を得る
「この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに至る知恵を与えることができるからです。」(第二テモテ3章15節)
聖書に触れると、私が神さまに愛されていることを知ることができます。私たちがもし、この世の情報のみ、人間関係の評価や言葉のみで生きようとすると、自分自身の存在意義がわからなくなることがあるのです。複雑な世の中で、結局何が大切なのが曖昧なものだけを見ていると、心はさまよってしまいます。聖書のみことば触れていると、安らぎがやってきます。どのような中にあっても、救いの道があることを知ることができます。この世界は、神さまの揺るぎない愛で支えられていることを知ることができるのです。
今日、私の改革の日、これからはもう迷うことはありません。