海老名シオンの丘教会牧師によるバイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の牧師による みことばメール

11月4日 励ましの日

おはようございます。

☆今日の御言葉 第二テサロニケ2章17節

「あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い行いをし、善い言葉を語る者としてくださいますように。」

 

今日、11・4(いいよ)と語り合う、励ましの日です。ゆったりとした気持ちで過ごしてみます。


許せない気持ち、誰かに対して苦々しい気持ちが、心を締め付けることもあるかもしれません。今日は全てを抱えなくて良い日です。


ある教会で「励まし会」というものが行われました。それは、ご家族や友人に、イエスさまを紹介するため、教会へ招くために、お食事を準備して、一緒に語り合うという会です。


日本の教会では、女性のクリスチャンの割合が多いので、男性を招くための一番自然の方法として食事会にしたそうです。励まし会なのですが、裏ではーハゲ増し会ーと冗談を言っていたとかいないとか…^^;


気持ちを楽すると、人間関係が豊かになります。争い、決めつけ、優劣で人を見るのではなくて、「あなたは良い人、きっとうまくいく」と思い合い、語り合う時、豊かな平和が訪れます。


あなたの存在は、私にとってどれほど大きな喜びでしょうか♪

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11月3日 愛は生きる力

おはようございます。

☆今日の御言葉 ヨハネによる福音書10章11節 

「私は良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」

三浦綾子さんの小説「塩狩峠」は、世界13カ国で発行され、日本でも300万部のベストセラーとなりました。


クリスチャンだった長野政雄さんは、塩狩峠で急勾配を逆走する乗客を乗せた列車を脱線転覆の危機から救うため、列車から線路に身を投じ、多くの人々を救いました。


塩狩峠は「究極の愛」を考える機会となりました。愛は決して軽いものではなくて、重く、豊かで、人の意識を変えるほどの力があります。


愛することには、痛みが伴うときがあります。 誰かのために使う時間、体力、そして人生のある部分を差し出す時があります。それは、言葉を超えた愛を示している時です。その愛は、誰かの人生に良い影響を与えているのです。あなたは愛の人です。


エスさまは、あなたのために十字架の上で命を投げ出しました。 もう、忙しく愛を求めなくていいのです。


今日の日を希望を信じて行きていくことができるため、深い愛をもって、あなたの人生を心から応援しているからです。

 

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11月2日 涙は拭われる

おはようございます。

☆今日の御言葉 ヨハネ黙示録21章3−4節 

「神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となる。神自ら人と共にいて、その神となり、目から涙をことごとく拭い去ってくださる。」

 

11月のこの日、3世紀ごろから教会では、先に天に召された方を偲ぶ祈りの習慣がありました。後の時代になると、ラテン語で「メメント・モリ」という言葉で表現されるようになります。


聖路加病院の院長、クリスチャン医師である日野原重明先生の著書に「メメント・モリー死を見つめ、今を生きる」があります。


死は、人生の終わりを意味する終着点ではなく、神さまの愛が豊かに示される天の門に立つ出発点と理解します。


私たちの人生は決して、暗闇、空しさ、すべての終わりに向かっているのではありません。神の住まいが用意され、私たちの労苦は報われて、神さまの大きな愛の手で包まれるように、目の涙が拭われるのです。


今大変な出来事を前にしても、決して失望し、諦めなくても大丈夫です。良い方向に進んでいるのです。


神さまは良いもので満たし守ってくださるのです。

最高の時はこれからです。

 

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11月1日 臆病よ、さようなら

おはようございます。

☆今日の御言葉 第二テモテ1章7節 

「神が私たちに与えてくださったのは、臆病の霊ではなく、力と愛と思慮の霊だからです。」

 

心地の良い秋の風が吹いています。葉は色づき、大地は実りの時期を迎えています。


今日、神さまは、私たちの人生にも、生きる力、必要な知恵、愛されている喜びを豊かに満たしてくれます。


秋の収穫の時期は、あなたの祝福の時です。祈ってきたことが実を結びますように。労苦にも報いがありますように。


たくさんの問題に囲まれていると、恐れと不安が心を乱し、それは臆病となって、私たちの心を固くしてしまいます。


あなたの心も人生も、神さまが与えてくださった特別な宝ものです。空しい人はひとりもいません。自分を愛し、労り、望みを信じて生きることができます。


心配と不安で心を固くすることなく、今日、何ができてもできなくても、ただ生かされていることをそのまま感謝してみてください。


神さまは、臆病な心を与える方ではありません。必要な力が与えられ、愛が注がれます。問題解決の知恵は、その時々に示されます。


神さまを体験する日です。

 

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10月31日 聖なる覚悟

おはようございます。

 ☆今日の御言葉 詩編46篇2−3節 

「神は我らの逃れ場、我らの力。苦難の時の傍らの助け。それゆえ私たちは恐れない。」

 

今日はキリスト教の暦では「宗教改革記念日」です。1517年のこの日に、マルティン・ルターがヴィッテンベルク城教会の扉に「95ヶ条の提題」を発表し、宗教改革が始まりました。


ルターが作った賛美歌「神はわが砦」は有名です。


「神はわが砦 わが強き盾、すべての悩みを 解き放ちたもう…力と恵みを われに賜る 主の言葉こそは 進みに進まん。わが命、わがすべて 取らば取れ。神の国は なおわれにあり。」


難しい課題を目の前にしても、どうしても進まなければならない道があります。


困難な出来事が待っているのは分かっていても、その課題を引き受けなければならない時があります。聖なる覚悟が心に宿ります。


神さまが目を留める真実の道は、細くて、理解してくれる人は少ない時もあるのです。今の現実だけを見て、恐れなくても大丈夫です。


恐れを吹き飛ばす、揺るぎない確信と祈りがあなたを守ります。

  何が起きても、神さまの支える手は強いのです。

 

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10月30日 希望を解き放つ

おはようございます。

☆今日の御言葉 エレミヤ書31章17節 

「あなたの未来には希望がある。」

 

視覚、聴覚を失いながら、苦悩の中にいたヘレン・ケラーが最初に言葉を発した時に、思わず叫びました。


「最初の一言を発したときに体を包んだ、驚きの震えと発見の喜びを忘れることができない。愛の言葉も鳥の歌声も、音楽も聞こえない沈黙の牢獄からとうとう抜け出したのだから。


私は、おもちゃ、石、木々や鳥、口の利けない動物にまで話しかけた…通訳を必要としない、「羽の生えた言葉」を話せるようになったことは、言いようのないほど有り難かった。」


ずっと思いの中に閉じ込められた言葉が、ついに沈黙の牢獄から抜け出し、口から出て世に現れました。「羽の生えた言葉」となって、新しい人生の喜びが広がりました。


今、大変な問題の中で希望を語ることができないこともあるでしょうか。

でも大丈夫。希望は、深い心の内に輝いています。


悩みという牢獄に閉じ込められているだけです。

苦難の中でも、神さまは必ず最善をされると願う時、希望が現れます。


私の内にある希望よ、自由になれ!と祈りましょう。

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10月29日 天の躍動、地の鼓動

おはようございます。

☆今日の御言葉 詩編30篇12節 

「あなたは私の嘆きを踊りに変え、私の粗布を解き、喜びを帯とされた。」

 

天ではあなたを祝福し、守り支えるという大きな声が響いています。この地では、悩みがあるかもしれません。どうすることもできない問題を抱えることもあるかもしれません。恐れることは何もありません。


あなたを強くしてくださる神さまは、今日も共にいてくださるのです。


心を静め、何も自分の知恵や力で動かそうとせず、神さまにすべての思いを委ねます。安心して信頼します。その時、天の躍動感が心の深い所に、真の安らぎを与えてくれます。


あなたの人生は、神さまの大きな手の中で守られ、完全な計画の中にあります。嵐の日でも、雨の日でも、雲の上には太陽が輝いています。神さまの栄光もそれと同じです。


どんなに深い人間の絶望の時にも、希望の光が照らされるでしょう。嘆きの時は、やがて、喜び踊る出来事になるでしょう。


空しさをまとう時がありますが、あなたを愛する神さまは、祝福の晴れ着を着せて喜ばせてくださるのです。


天では、あなたを祝福する声が響いています。

 

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