おはようございます。
☆今日の御言葉 詩篇13編1節
「いつまでですか、主よ。私をとこしえにお忘れになるのですか。いつまで御顔を隠されるのですか」
著名なクリスチャン作家のC.Sルイスは、神さまの愛と人間の苦悩についての著作を多く残しています。
ルイスの妻が癌に冒され、病床で衰弱し亡くなるまで看取った後、失意の中で書いた「悲しみを見つめて」の本の中に、このような言葉があります。
「窮地まさに極まる時、神に赴くとすれば、いったいどうなるのか。目の前でびしゃりと閉ざされる扉、そして内側では二重、三重にかんぬきをおろす音、その後は沈黙。」
ルイスは、妻の死の前で、祈りが聞かれない、という沈黙を経験します。神さまに見捨てられた、と思う苦悩です。でもそれには続きがあります。
閉ざされる扉の向こうには、人間が耐えられないほどの闇があり、そこに十字架のキリストが立っているのです。
あなたがもうこれ以上、苦しみ悩むことがことがないようにと、あなたの悲しみも重荷も、全てを引き受けた、と語る神さまの声が聞こえます。
今、苦しみの全てを委ねる事ができます。