おはようございます。
☆今日の御言葉 エレミヤ書32章27節
「見よ、わたしは生きとし生けるものの神」
今日で3月が終わります。終わりは始まりを意味しています。いつでも、私たちは、悲しみの先には慰めがあること、絶望の道には希望が待っていること、病の中にもかけがえのない人生の意味が示されていることを知ります。
スイスの哲学者カール・ヒルティは、聖書の世界観から、苦難の意味を問い続けました。
その著作の中で、「眠られぬ夜のために」というものがあります。心の問題を抱えて生きている人がたくさんいます。体調が整わずに、前向きになれないこともたくさんあります。
私たちは今のそのままの時を神さまの愛の中に包まれていると信じて歩みます。
ヒルティはこのように記しています。
「思想や仕事の上で、時には実り豊かな時期があるかと思えば、また時には精神が休息して新しい力を蓄える冬の季節のような時期もある。あなたはこのような時期を、神から授けられた休息時間として、こころ安らかに感謝して受け取りなさい。」
立ち止まること、休むこと、何かが終わる時、新しい事がはじまるのです。