海老名シオンの丘教会 366日バイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の366日みことばメール

12月1日 微笑みの担当者

おはようございます。
今年も残り1ヶ月ですね。良いことがたくさんありますように。


☆今日の御言葉 マタイによる福音書14章30−31節
「しかし、風を見て怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われた。」


ある日、小田急線に乗っていました。玉川学園前駅で、小さな体で大きなランドセルを背負った元気な男の子が乗ってきました。満面の笑みで、「オレ、自由が好きなんだよなあ・・俺、本当に自由が好きだ」隣にいた小学生の女の子が、「うるさい!静かにしなよ」といさめましたが、男の子は、「オレ、笑っていると、いやなこと忘れちゃう」とおしゃべりを続けていました。とても微笑ましく見てしまいました。


その男の子は玉川学園に通っている小学生でした。玉川学園の正門には、キリスト教主義に基づく学校のモットーが書かれています。


「人生の最も苦しい、いやな、つらい、損な場面を真っ先に微笑みを以て担当せよ」


そこには、知識のみを持って社会に貢献するのではなく、自ら困難な場所へと敢えて入って行き、額に汗しながら世の中のために貢献できるように、という教育理念があるようです。


微笑みを以て担当せよ、というのはとても素晴らしい言葉ですね。今の時代、たくさんの困難があります。皆、それぞれの痛みや悲しみを抱えています。難しい問題があり、心は騒ぎ、疑いや恐れに囲まれています。そのところに、微笑みを届けることができたら、慰めが広がっていくように思います。


ある日、イエスさまのお弟子さんたちは、湖の上の船に乗っていました。逆風が吹き、船を前へ進ませることができませんでした。夜中になってもその状況は変わることなく、疲れ果てていました。夜が明ける頃、船に近づくイエスさまの姿をみました。イエスさまは、「安心しなさい。わたしだ。恐ることはない!」と呼びかけます。


今、私たちの人生の時はどのような時でしょうか。逆風があるでしょうか。闇に囲まれているような時でしょうか。不安や恐れが近くにあるでしょうか。イエスさまは、今日、「安心しなさい、恐ることはない」と微笑みを以て近づいてくださるのです。


エスさまの姿を見たペトロは、水の上を歩いてそちらに行かせてください、と願います。船から出て、水の上を歩くというのは、勇気のいることです。


エスさまは、ペトロに「来なさい」と呼ばれます。ペトロは、船から一歩踏み出し、水の上に歩みます。何が起きるでしょうか・・・。新しい体験ができたはずです。


しかし、強い風に気づいて怖くなり、沈みかけ、「主よ、助けてください」と叫びました。

 

エスさまは、すぐに手を伸ばしてペトロを助け出します。「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われました。


船から一方踏み出すことは勇気がいることでした。それでもペトロは、困難な場所に一歩踏み出し、歩もうとします。逆風は強くなります。ペトロのように恐れ、戸惑ってしまうかもしれません。


エスさまの大きな助けの手が伸ばされました。沈みかけてしまうほどの困難な道は、イエスさまの助けなしには生きることができない道です。


私たちは、今、日常という船の上から一歩踏み出し、あたらしい出来事の中を歩いているようです。イエスさまを見つめるよりも、吹く風を恐れながら、沈みかけてしまいます。現実の歩みの中で、恐れ、疑い、良いことは何も思えません。


今の時は、私たちにとって新しい挑戦です。困難な水の上を歩くような時です。微笑みをもって、イエスさまをただ見つめて歩くように招かれています。沈みかけても大丈夫です。イエスさまの助けは必ず私たちに与えられるからです。


疑いを微笑みに変えて、今日行くところに神さまの祝福を祈り求めます。
 

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