海老名シオンの丘教会 366日バイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の366日みことばメール

11月30日 信じる人は芸術家

おはようございます。
神さまの優しい眼差しが今日注がれています。


☆今日の御言葉 フィリピの信徒への手紙1章6節
『あなたがたの間で善い業を始められた方が、キリスト・イエスの日までにその業を完成してくださると、私は確信しています。』


聖書の学びのために以前バチカンシスティーナ礼拝堂を訪れたことがあります。礼拝堂には、ミケランジェロの壁画「天地創造」や「最後の審判」などが描かれています。圧巻でした。中世では、聖書の物語を壁画にして、祈りをもって御言葉を思い巡らしていました。


ミケランジェロは、優れた彫刻家でもありました。大きな石を刻み、そこに命を吹き込むかのようにして作品が完成していきます。
このような言葉を残しています。


「私は叡知(えいち)に導かれて、石の中にひそむ芸術作品を取り出しているに過ぎない。」「私は大理石の中に天使を見た。そして天使を自由にするために彫ったのだ。」「余分なものを取り除いていくことにより、彫像は完成していく。」

 

これらの言葉が示すように、ミケランジェロは像を彫るというよりは、彼の目には鮮明に完成像が見えており、それを石の中から取り出しているような感じを受けます。


芸術と神さまを信じる人の生き方は似ているように思います。


芸術家は、ある特殊な才能を持っています。真っ白なキャンバスに何も絵が描かれていなくても、筆やペンを通して、命が吹き込まれるように絵が完成します。大きな岩も、すでに彫刻家のイメージの中では、作品のイメージがつくられています。後は手を動かして、作品を完成させます。


神さまは、創造主です。クリエイティブなお方です。闇のなかにも光をつくる事ができるお方です。絶望という岩を彫り、希望を生み出してくださいます。私の傷だらけの人生のキャンバスに美しい恵みの花を描いてくださるのです。私たちの生涯を希望へと変えてくださるのは、神さまの愛です。


神さまは、私たちを見つめています。私たちの弱さと思えるところから、恵みの光は輝きます。絶望という私の力の限界に立つところから、栄光の業ははじまります。創造主なる神さまは、今日私たちの中に生きて働き、善いことを行っていてくださるのです。


みことばの約束を思い巡らします。


・善い業をはじめて下さった方がいること

神さまの善い業ははじまっています。まだ完成は見えないかもしれません。祈って祈っても、まだ何も起きていないと思うかもしれません。待ち望む期間が長いのは、それだけ美しい神さまの創造の業を見るためです。祈りは、私たちの心の目を開き、問題や課題の中にすでに神さまの働きが起きていることを見させてくださるのです。


・善い業を完成させてくださる方がいること

善い業が完成する時がやってきます。労苦が報われる時がきます。ささげた祈り、ささげた思いは、むなしく地に落ちることはありません。天に届けられています。祈りの答えはまだいただいていないかもしれません。苦しみや葛藤はまだ続くかもしれません。祈りの道を通って、私たちは、神さまが与えてくださる恵みの出来事、守られた感謝、救われた喜びを共にすることができます。


今、抱えている大きな祈りの課題・・・
神さまの手の中で、将来と希望と喜びを私たちに与えるためにつくられている途中です。完成を待ち望みましょう。

 

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