おはようございます。
⭐今日の御言葉 マタイ5章4節
「悲しむ人々は、幸いである。その人たちは慰められる。」
悲しみの心を抱く人は、優しく、そして強い人です。悲しみを通してでしか知ることのできない、人生の深さ、豊かさがあります。
NHKの番組で「100分de名著」という番組があります。4月3日午後10時25分から「新約聖書・福音書」が取り上げられます。第一回は「悲しむ人は幸いである」です。
福音書のキリストの姿は、「悲しむ人」でした。強く支配的な存在ではなくて、人々と共に悲しみ、痛み、裏切られ、小さき人、蔑まれた人の友となりました。
この世で経験するどんな悲しみも痛みも、傷も、イエスさまは深く知っていてくれます。
私が抱えるマイナスが、イエスさまも共に悲しみ傷んでくださるというマイナスと合わされる時に、プラス(希望)になるのです。
すべての経験は空しくなることはありません。神さまは、どんなマイナスをも力に変えてくれるのです。
どこからでも立ち上がることができます。
悲しみは心のしなやかなバネとなり、ゆっくりと前へとあなたらしく進ませてくれるのです。