おはようございます。
☆今日の御言葉 詩篇126編6節
「種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、束ねた穂を背負い、喜びを歌をうたいながら帰ってくる」
人生の重荷を背負って泣くことがあっても、やがて束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたう人になります。苦しみも労苦も無駄になることはないからです。
「夜と霧」を書いたヴィクトール・フランクルは、ナチスドイツ時代の強制収容所で起きた不思議な出来事を語りました。
死と隣り合わせの極限状態の中で、人間の尊厳を失わずに、涙を喜びに変えた人の特徴を3つ挙げています。
一つ目は、創造の価値を知っている人。苦しみの状況の中でも、楽しみや喜びの小さな種を見て、育てていきます。必ず益になる事が隠されているからです。
二つ目は、経験の価値を知っている人。どのような体験をも、それを自分の成長の為の機会として、用います。困難を踏み台として、自分の個性を輝かせます。
三つ目は、態度の価値を知る人です。暗い場所の小さな光の存在のように、今いる所が素晴らしい場所に変化してしまうのです。
少しの意識で現実は大きくかわるのです。