おはようございます。
⭐︎今日の御言葉 詩篇68篇20節
「主をたたえよ。日々、わたしたちを担い、救われる神を。」
第二次世界大戦中に、ナチスによって強制収容所に送られ自らの苦悩体験を語った心理学者ヴィクトール・フランクルの著書「夜と霧」を改めて手にしました。
収容所から解放された後、講演の中で「ブーフェンバルトの歌」というのを紹介しています。
「たとえどんな運命が待ち受けていようとも/ 私たちはそれでも人生にイエスと言おう/いつかその日は来るのだから/ その時、自由を手にする」
極限の苦しみの中で、生き抜く力は、人生にイエスと言うことでした。現実をそのまま肯定し、歩み続けました。
涙が溢れたことでしょう。希望をすぐに手にすることはできなかったでしょう。
それでも心の叫びは天に届けられているのです。
この世の暗闇が迫っても、今を生きようとするあなたの力は誰も奪うことができません。
苦しみの中でも神さまが共におられます。
たとえ良い事が今見えなくても悲観したり、自分の存在を否定しないでください。
神さまは、あなたを担い助け、守っていてくれるからです。