おはようございます。
☆今日の御言葉 詩篇126編5節
「涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。」
梅雨の時期です。昔は、6月11日に梅雨入りになることが多く、この日が「梅雨の日」となりました。「じっとり」とした不快の季節ですが、濁音を取れば、「しっとり」静かで豊かな雨の季節を過ごせます。
「ことばのこばこ」(和田誠作)という絵本があります。ことばを、楽しく言いかえると、違う意味がうまれてきます。
例えば、小さなか弱い「すずめ(雀)」も、濁音を取れば、「すすめ!(進め)」になります。少し見方を変えるだけで、新しい気持ちで物事を見、楽しく豊かな心で自分を見つめることができます。
この時期、無理をせず、安心して過ごします。神さまは、あなたと共にいます。涙を流すこともあるでしょう。辛く寂しい気持ちになることもあるでしょう。
何も心配しないで過ごします。涙とともに種を蒔きます。祈り、信じて、委ねます。
涙の雨の季節は、やがて、収穫の喜びの時を迎えます。
無意味な時間は一つもありません。涙の祈りは叶えられ、両手を上げて感謝する季節が訪れるのです。