おはようございます。
☆今日の御言葉 創世記50章20節
「神はそれを善に変え、多くの民の命を救うために…」
インドに伝わる寓話があります。目の見えない6人が、初めて知る像の正体を触って突きとめようとしました。
1人目は像の鼻に触り「像とは蛇のよう」と言います。2人目は像の耳に触り「像とはうちわのよう」と言い、3人目は像の足に触り「木の幹のよう」と言いました。
4人目は胴体に触り「壁のよう」と言い、5人目はしっぽに触り「ロープのよう」と言い、6人目は牙に触り「像とは槍のよう」と言います。6人は長いこと言い争い、自分の意見を譲りませんでした。
自分の考えは確かなものだと思いたい欲があります。心が少し硬くなっています。
ゆっくりほぐしてみましょう。
自分の考えを少しの間横に置きます。
そうすると、神さまの意思が動き出します。硬い心からしなやかな祈りが生まれてきます。優しく豊かな神さまの眼差しで物事を見るようになります。
過去の痛みは、今の平安に変わり、未来の不安は、力強い信頼に変わります。
悪意を受けても、善意で返し、何にも負けないしなやかな人生になります。