海老名シオンの丘教会 366日バイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の366日みことばメール

10月11日 みんなちがって、みんないい

おはようございます。
心に良いこと、体に良いこと、自分を大切にする日でありますように。


☆今日の御言葉 コリントの信徒への手紙第二12章9節
『力は弱さの中で完全に現される』


聖書は「弱さ」というテーマで私たちに大切なことを伝えています。この世界では、弱さをテーマとすることはあまりないでしょう。強さや生産性、豊かさや誇りを持つことについての多くの書物があり、いろいろな人たちが研究します。神さまは、弱さを大きな価値あることだと語るのです。それは、決して負け惜しみのようなことでも、簡単な慰めを与えようとしていることでもありません。


弱さは、新しい私たちの価値を見させてくださるものです。今の時は、多様性の時代であると言われています。強さや誇りは、崇高なことのようで、非常に狭い価値観や思想へと人の思いを導いてしまうことがあります。強さや誇りも悪いことではありません。でも、弱さの価値を見出すとより深い人生へと、より豊かな心へと導かれていくのです。


以前、朝日新聞天声人語で金子みすづさんの「私と小鳥と鈴」という詩が掲載されていました。


「わたしが両手をひろげても、お空はちっともとべないが、とべる小鳥はわたしのように、地べたをはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、きれいな音はでないけど、あの鳴るすずはわたしのようにたくさんな歌は知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい。」


一つの価値がすべてではありません。人と比べて違うところがその人の一番魅力的な部分です。この真実は、聖書が伝える「弱さ」と関係があります。


人は、だれでも強さと弱さを持ち合わせています。そして、強さを肯定し、弱さを否定的にみてしまいます。しだいに、強さだけを人生の価値あることとして追い求めます。さらに、弱さを見せないために、強さにしがみつき、やがて疲れきってもなお歩みを止めることができなくなります。


弱さは、私たちを豊かな心へと導く神さまの力です。多様な価値観を自分のものにする時に、新しい世界が開かれて、ストレスが少なくなります。


パウロは、力のある人でした。神さまに出会った時に、人生の目的が変えられました。イエスさまを信じる人の一番の魅力は、弱さを誇れるほどに神さまの愛で満たされることです。大きな心で、深い愛で、豊かな視点で物事をみるようになります。


自分に固執することから、人々に愛を分かち合う人生になります。自分の何かを実現することから、神さまの心を大切にする歩みになります。弱さをたくさん感じることがありましたが、それを喜び、感謝する毎日を生きるようになります。


私たちも今日の日、特別な神さまの愛と安らぎがありますように。

 

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