海老名シオンの丘教会牧師によるバイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の牧師による みことばメール

5月13日 プライドを交換する

おはようございます。
歌いつつ歩む、今日の日はきっといいことがあります。


☆今日の御言葉 コリントの信徒への手紙第二 10章17節
『誇るものは、主を誇れ。』


今朝、ランニングをしている時に、朝日がきれいに輝いていました。優しくこの地を照らすその光は、いくつもの線のように見えて、十字架から輝く光のようでした。神さまの愛を浴びるようにして、自分自身の今日を思いました。


神さまに出会うまでは、そして今も自分の誇りというものをずっと求めていました。弱さを克服すると誇りはなお一層輝き、私の人生を豊かに照らしていました。何年も何十年も、この誇りはいつもわたしの人生の近くに置かれていました。しかし、この誇りはずっと輝き続けるわけではないようです。少しずつ、私を照す光は弱まってしまうことを感じるとき、期待どおりに、思うように、自分の誇りを立たせることに限界を感じることがあります。


部屋の明かりが弱くなっていると感じた時、ずっとその暗闇の部屋を憂いている必要はありません。なぜ暗くなってしまったのだろうと、原因を追求することも本来は無意味なことでしょう。一番、良い方法があります。そしてすぐに問題の解決に動くことができます。部屋のランプが切れているときには、新しいランプに取り替えます。今は、暗闇が深刻な状況で私たちの生活を覆ってしまっているかもしれません。嘆くこと、嫌になってしまうことばかりかもしれません。


聖書は、わたしたちの「誇り」を大切にしていてくださっています。それは、尊厳ともプライドとも呼ばれるものでしょう。その捨てること、無意味なものにすることが神さまの御心ではありません。その誇りを大切に取り扱ってくださるのです。私たちの心には、たくさんの誇りが植えられて、その木は成長して、そびえ立っています。知恵、栄誉、賞賛、愛、功績や名誉も見応えがあり、素晴らしいものです。それを神さまへの祈りに変えてみます。


・知恵を、神さまを誇るものに
神さまは知恵を豊かに与えてくださるお方です。神さまはいつでも、どんな時でも、みことばの光を照らして語るべきこと、考えることを教えてくださるのです。


・栄誉を、神さまを誇るものに
打ち倒されて、弱くされればされるほど、神さまの力が強く、私たちの今日を支えてくださることを知るのです。


・賞賛を、神さまを誇るものに
人のうつりゆく言葉が心に留まらず、ゆっくりと確実に命の喜びを実感できる愛のみことばが届けられるのです。


・自分の愛を、神さまを誇るものに
一方的な愛を注ぐ時に人が変わり、見返りを求めず生きる時に、イエスさまの愛と一つになることを体験できます。


・自分の功績を、神さまを誇るものに
天に富を積むことができます。自分のしてきた数々のことがらが終わっても、神さまはいつでも使命に生きる道を与えてくださっています。


・自分の名誉を、神さまを誇るものに
行いによって評価されること以上に、今ただ生かされていることの喜びを味わい、小さなことにも感謝が生まれます。


この心の作業は、ゆっくり長丁場で・・生涯取り組んでいるものです。


一つひとつの太陽の光が線のようにこの地を照らしているように、
神さまを誇りとして生きる人の上に、生涯を祝福する光が今日もまた届けられているのです。
 

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