海老名シオンの丘教会牧師によるバイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の牧師による みことばメール

10月10日 休み方改革

おはようございます。
台風から守られますようにお祈りしています。


☆今日の御言葉 出エジプト 記20章11節
『主は六日のうちに、天と地と海と、そこにあるすべてのものを造り、七日目に休息された。それゆえ、主は安息日を祝福して、聖別されたのである。』


「自分らしさ」を見つめるという冊子の中にC.S.ルイスの言葉が紹介されていました。「われわれのなすべき第一歩は、自分のことを全く忘れることである。われわれが自己を求めている限り、われわれはほんとうの新しい自己・・は与えられないであろう。それは、われわれがキリストを求める時に、与えられるものである。」(C.Sルイス「キリスト教の真髄」からの引用)


自分を全く忘れるというのは、自分・・私・・ということだけにこだわらない自由な生き方です。神さまの大きな愛の中に、完全に守られている私の姿を想像します。


その豊かさを私たちが実感する時が、聖書の「安息日」と呼ばれる時です。


神さまは、六日のうちに、天と地と海と、そこにあるすべてのものを造りました。神さまは活動的であり、創造的(クリエイティブ)な方です。仕事も家庭も、神さまの豊かな創造の中にあることを思い巡らします。その時、3つの心の安らぎを経験します。


1、希望の中での安らぎ
神さまが天地を創造された時に、無から有が、混沌から光が生まれました。神さまに支えられて、守られている私たちの人生です。太陽、大空、光、動物がいました。神さまの愛は、満ち溢れている日々です。もちろん、大変な問題、深刻な出来事があります。それでも、私たちは、神さまの創造の世界に生きています。悪も見えることがあります。絶望も支配することがあります。光を創り出す方に、照らすことのできない闇はないのです。

 

2、使命に生きる安らぎ
安心して、委ねて歩みます。神さまの賜物と力で仕事をします。神さまの知恵で生活をします。自分の範囲以上のこと、自分らしさを見失わせることに、多くの時間を使わなくても大丈夫です。それよりも、今の恵みを数えていましょう。今生かされていることは、どんなに大きな恵みであるかを思い巡らしましょう。1日、1日、私らしく仕事をし、私らしく生活をし、自分を祝福して、自分にだけ執着をせずに歩いていきます。


3、愛の中での究極の安らぎ
そして、安息の七日目があります。私に戻る時です。神さまのそばで憩う時です。神さまの前での安息はどのような効果があるのでしょう。
・神さまの愛の中にいる自分を見出します。
・自分が担う重荷を知り、神様に心配を委ねることができます。

・神さまは私たちの心を変えられます。憎しみを愛に、虚しさを喜びに変えてくださるのです。
・力は神さまのもとから来ることを知ることができます。


私たちの人生の一週間は、神さまの御手の中にあります。
安心して、今日を歩みましょう。
 

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