おはようございます。
☆今日の御言葉
コロサイの信徒への手紙4章2節
「目を覚まして感謝を込め、ひたすら祈りなさい。」
1898年に生まれたクリスチャンの詩人、八木重吉さんという方がいます。学生時代に親友を突然の病で亡くし、自らも結核を患い、病や心の痛みを抱えながら、生涯3千ほどの詩を書き続けました。生と死、喜びと悲しみを見つめつつ、人々に深い慰めを伝えました。
その詩の中に「ねがひ(い)」というものがあります。
「人と人とのあひだを 美しくみよう わたしと人とのあひだを美しくみよう 疲れてはならない」
人と人との間が傷ついています。憎しみや怒り、空しさや戦慄がただよっています。感情だけでは、その人の深い内面の美しさがみえません。深い信頼をもって、祈りをもって見つめます。
今日は、誰かの存在をそのまま感謝する日でありますように。傷が癒されて、憎しみがゆるしとなりますように。人と人との間の美しさを見つめる日でありますように。
私と人との間に、私と世界の人々の間に、本来の美しさが回復されることが、平和の道につながっていくのです。
平和を与えてください。