海老名シオンの丘教会牧師によるバイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の牧師による みことばメール

2月26日 心の秘密基地

おはようございます。

⭐今日の御言葉 詩篇59篇17節

「私はあなたの力をたたえ、朝にはあなたの慈しみを喜び歌います。あなたはわが砦、苦難の日の逃れ場になってくださいました。」

心の中心に、誰の嘲りの言葉も届かない安全な場所があります。


静かで安らぎがあり、神さまが造られたあなたの本当の姿を見つめる所です。


この世界ではたくさんの暗闇が見えるかもしれません。心疲れてしまう現実もあります。


いつでも、あなたのそのままを愛で包み、慈しみで守り、心の傷を癒し、回復させてくれる、秘密の逃れ場所があります。


神さまと私で過ごす、愛に満たされる静かなひと時間です。


聖書の言葉があなたを強くします。見える現実の中に、幸せを求め続けなくていいのです。


コインに裏と表があるように、裏の現実は暗く、寂しい時がありますが、良い事は近くにあります。


神さまの手が優しく、私の裏の現実を、神さまの表の真実へとひっくり返します。


逃れ場は、あなたの現実の見方を変えてしまうのです。

今日も神さまの良い事は沢山用意されています。

コインは裏返り、心を喜ばせてくれる日になります。

 

f:id:dailybreadzion:20230226074626j:image

2月25日 思いっきり生きましょう

おはようございます。

⭐今日の御言葉 56編9節

「あなたは私のさすらいの日々を数えてください。私の涙をあなたの革袋に蓄えてください。」

 

カトリックの神父で晴佐久昌英先生の著書に「病気になったら」があります。


このような言葉があります。

「病気になったら、どんどん泣こう。痛くて眠れないといって泣き。手術が怖いといって涙ぐみ。死にたくないよといって、めそめそしよう。恥も外聞もいらない。いつものやせ我慢や見えっぱりを捨て、かっこわるく涙をこぼそう。またとないチャンスをもらったのだ。自分の弱さをそのまま受け入れるチャンスを…」


やっと流せるようになった涙は、もともとあなたの心の底に溜められていたものです。一生懸命頑張って生きているからこそ、涙さえも抑えて前を向いてきました。

涙は、もう悩まなくていいいことを知らせてくれるためのものです。


思いっきり泣き、生きましょう。心配も恐れも抱えなくていいのです。

思い煩いもすべて涙と共に流します。


天にはあなたの涙の革袋があって、神さまの手の中で混ぜられ、

やがて恵みと祝福と報いとなって、涙は笑顔に変わるでしょう。

 

f:id:dailybreadzion:20230225074225j:image

2月24日 心渇く時には

おはようございます。

⭐今日の御言葉 ヨハネ7章37-38節

「渇いている人は誰でも、私のもとに来て飲みなさい。…その人の内から生ける水が川となって流れ出るようになる。」

心が渇いていたり、寂しさを抱えていても、人生は空しくなることはありません。


それだけ、一生懸命生きている証拠です。立ち止まったり、考え込んでしまうこともあります。


無理にポジティブ(肯定的)になる必要もありませんし、ネガティブ(否定的)に生きなくてもいいのです。


クリエイティブ(創造的)に今日を生きることができます。


半分のコップ理論という有名なお話があります。


コップに半分の水があります。“もう半分しかない”と思うか、“まだ半分もある”という考え方、見方によって、行動や結果が変わる、というものです。


この“もう半分”、“まだ半分”理論を超えてしまうものがあります。創造ークリエイティブ的思考です。


神さまは、無から有を生み出すことができるでしょう。何も希望がない所に、新しい道が開かれるでしょう。


たとえ空っぽでも、渇いていても、不思議な出会いや守りが与えられ、幸せになります。

 

f:id:dailybreadzion:20230224074435j:image

2月23日 今日が一番新しい

2/23 今日が一番あたらしい

おはようございます。


⭐今日の御言葉 詩篇91編15ー16節

「彼が私を呼び求めるとき、私は答えよう。苦難の時には彼と共にいる。彼を助け出し、誉れを与えよう。長寿を授けて彼を満たし、私の救いを見せよう。」

横浜にある聖路加病院の名誉院長でクリスチャン医師であった日野原重明の著書を読みました。


心も体も輝かせる秘訣が記されています。本の中に「自分の中にある未知数のよきもの」という項目があります。


「私たちの脳細胞は千数百億個もあります。多くの人は、60歳ぐらいのときまでに脳の半分、中には四分の一しか使っていない、と言われています。まだまだ、私達の脳には未開拓の部分が広大に残されているのです。」


元気の秘訣、それは、今日が一番新しいと思って、残りの人生で一番若い姿として、楽しみを大切に生きることです。


まだまだこれから、人生は、自分の未開拓の部分を発見し、生きがいや趣味を増やすことができます。


苦難の時にも守りがあるので安心してください。恐れず前進してください。


未開拓のあなたらしい個性がこれからも花開き、自分も周りの人をも驚かせるでしょう。

 

f:id:dailybreadzion:20230223074258j:image

2月22日 魅力をお伝えします

おはようございます。

⭐今日の御言葉 第一コリント15章49章

「私たちは、土からできた人のかたちを持っていたように、天上の方のかたちをも持つようになります。」

自分らしく生きるとは、誰にも証明されなくても、十分満たされている状態です。


自分を認めてもらおうと、忙しく、思い悩む必要はもうありません。


私のかたち(形ーSHAPE)を知ることで、神さまが私たちをどのように特別にデザインしたのかが分かります。


S(Spiritual Giftー賜物)…何をしている時に、より自分らしさを感じますか


H(Heartー心)…あなたの楽しみ、喜びは何ですか


A(Abilitiesー能力、才能)…得意なことは何ですか


P(Personalityー性格、個性)…あなたの長所、面白さはどこにありますか


E(Experienceー経験)…どのような経験が、今の生きる力となっていますか


ゆっくり考えてみてください。

世界でたった一つの特別な形ー存在です。魅力に溢れています。


人と比較し、誰かと同じことを目指さなくてもいいのです。


あなたのままでいてください。

 

f:id:dailybreadzion:20230222074527j:image

2月21日 神さまの愛が届く日

おはようございます。

 ⭐今日の御言葉 申命記32章10節 

「主は荒れ野で、獣のほえる不毛の地で彼を見つけ、彼を抱き、いたわり、ご自分の瞳のように守られた。」

もうダメかも、という荒野の中にいても、どうしよう、という嵐があっても、神さまの愛が届かない場所はありません。


神さまはあなたを見つけ、抱き、いたわり、瞳のように守ります。


キリスト教の神学に絶大な影響を与えたアウグスティヌスは、青年時代に荒れた生活をしていました。


心の寂しさを埋めようと薬、魔術、異性を求め続けます。でも、本当の安らぎを得ることができません。


アウグスティヌスの母モニカは、祈り続けます。

そして司祭から「祈りの子は決して滅びない」という言葉を聞き、スーッと楽になりました。


その言葉通り、祈りの子は、聖書を通して神さまに出会い、救われました。


「告白」という書物の中にこう書きます。


「神さまは私たちを、お造りになりました。私たちの心は、神さまの内に憩うまで、安らぎを得ることができないのです」


あなたの今日は守られ、祈られています。


安心して、一日をお過ごしください。

f:id:dailybreadzion:20230221074221j:image

2月20日 愛する友のためなら

おはようございます。 

⭐今日の御言葉 ヨハネ15章13節 

「友にために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」

 

ヴィクトール・E・フランクルという心理学者が、第二次世界大戦中、ドイツの強制収容所アウシュビッツでの体験を「夜と霧」という本の中に書いています。


激しい労働と、栄養失調とで、身体も弱り、いつガス室に投げ込まれるか分からない状況でした。


フランクルは、離れ離れになった妻のことを想い、妻の労苦を思いやりながら、「自分は妻の苦しみを代わって負ってやりたい」と祈りました。祈った瞬間、全身に驚くほどの力が、あふれみなぎってきました。


そしてこのように語ります。「だれでもいいから、君の愛している人の名を呼んで、その人の身代わりになったつもりで、今日を生きてみなさい。素晴らしい力が湧いて来るから。」


今日の手の働きや労苦は、誰かの力と励ましになっています。優しさが大切な人を幸せにしています。


エスさまもあなたを友と呼びます。


友のために命を捨てても惜しくないと思えるほどの、愛が注がれています。


あなたは、本当に大切な人です。

 

f:id:dailybreadzion:20230220074500j:image