おはようございます。
☆今日の御言葉 詩編55篇23節
「あなたの重荷を主に委ねよ。この方はあなたを支え、正しき人を揺るがせることはとこしえにない。」
作家の井上ひさしさんは中学生の頃、家が貧しく教会の修道院に預けられました。そこで出会ったカナダ人修道士たちの献身的な姿に感動して洗礼を受け、クリスチャンとなります。
悲しく辛い経験をしたのだと思います。でも重荷を神さまに委ねて、支えられました。
痛みを経験して、深い思索が生まれ、希望の言葉を多くの人に届けました。
井上ひさしさんが亡くなる前に、三女の麻矢さんに毎晩電話をかけて、大切なことを伝え続けました。
それが「夜中の電話ー父、井上ひさしの最後の言葉」として著されています。
「人間は誰でも頭の中にやっかいな不安の虫を飼っていて、それが暴れだして、不安を作り出す。その虫を飼いならして、騒ぎを抑えること、人生はその連続。」
「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことをゆかいに、ゆかいなことをまじめにかくこと」
難しいけど優しい人、深いけど愉快で真面目な人生、そんな一日を過ごしたいです。