おはようございます。
☆今日の御言葉 ガラテヤの信徒への手紙6章10節
「すべての人に対して…善を行いましょう。」
聖心会のシスター鈴木秀子さんの著書「あきらめよう」という書物の中で、ご自分の不思議な体験を記しています。
ある修道会の建物で、2階から1階に向かう時に足を踏み外し、落下しまい意識を失いました。その瞬間、空中にまっすぐに立っているような感覚と共に不思議な気持ちに包まれたそうです。
深い安らぎの中で「これでもう思い込みから自由になれる」「世間の目を気にしなくていい」と思ったそうです。
言葉では表現できないほどの自由と喜びを経験し、奇跡的に命は助かり、平安に包まれている時にこのような言葉を聞きました。
「一番大切なことは ‘’知ること’’、そして ‘’愛すること’’、生きていく上でこの2つを中心に考えなさい」と。
死を見つめるような体験から、人生の深い意味を教えられたということでした。
この世界には、深い安らぎの場所があります。複雑に生きる必要はありません。神さまに愛されていることを知り、その愛の中で生きる時に、不安も恐れも小さくなるのです。