おはようございます。
☆今日の御言葉 エフェソの信徒への手紙３章２０節
「わたしたちの内に働く御力によって、私たちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることのおできになる方に、」
尊敬する教会の方にM子さんというお方がいました。子どもが泣いて周りの人が迷惑かなと思っていると、「かわいいねえ」と言う人でした。落ち込んでうつむいている人には、「あなたは素晴らしい」と語りかける人でした。現実のこととは、まるで逆のことをいつも語る人でした。その人の言葉でどれほど励まされ、慰められたでしょう。
私たちが、疲れていたり、現実の重荷につぶされそうな時には、心の中から悪感情が出てくる時があります。腹が立ち、感情を抑えることができずに、自分も周りにいる人も傷つけてしまうことがあります。
そのような時にはM子さんになります。逆のことをあえて考えるのです。「嫌だ」→「良い時かもしれない」、「あの人はダメだ」→「良い所も沢山ある」というように、自分の中から悪感情が出てくる時には、その正反対のことをただ思えばいいのです。それが難しいときには祈りつつ何も口から出さない方がいいかもしれません。
私たちが求めたり、思ったりすることは、時に悪い方向へと人生を導いてしまうことがあります。そんな時には、神さまにすべての思いを委ね、私の内に神様の愛が、思いが、願いが宿ることを祈り求めます。
その時、生活を支配している空気感が変わります。神さまは、私たちの思いを超えて、はるかに豊かなことを、愛を、赦しを、祝福の種を私たちの生活に撒いて、育てて、成長させて、今日の日を楽しませて、喜ばせてくださるでしょう。
今日のあなたはM子さん
