海老名シオンの丘教会牧師によるバイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の牧師による みことばメール

8月10日 聖書のストレスコントロール

おはようございます。
涼しい!と思うと、体感温度が少し下がるようです。


☆今日の御言葉 コリントの信徒への手紙第一 16章13節
『目を覚ましていなさい。信仰にしっかりと立ちなさい。雄々しく強くありなさい。何事も愛をもって行いなさい。』


だれもがストレスを感じるような時代に生きています。人間にとって実はある程度のストレスは必要で、全くストレスがない状態に置かれると、生物個体は死んでしまうようです。問題は、過度のストレスで、ストレスを回避して、今自分の力ではどうにもならないことに悩まず、すべてを抱え込まず、心配を生み出さずに歩むことができたらいいですね。


このような言葉をある本でみました。
心の不調は・・「だ」れでもなる。「い」つでもなる。「じょうぶ」な人でもなる。三つの最初のことばを並べて「だいじょうぶ」となります。「大丈夫!です」回復の道、休息の時、新しくされる可能性が必ずあります。


聖書からストレスコントロールの方法をみていきます。


1、目を覚ます
心の考え方をみことばに合わせます。夜は過ぎ去りました。私たちは、朝の光の中に生きています。夜は私たちを支配することはありません。恐れ、悩み、不安の時間はもう終わり、朝の光のような中に生かされ、神さまが与えてくださっている恵み、助けを見ることができるようになります。この世にある事柄が大きく私たちを支配することがあるかもしれませんが、それ以上に実は、神さまが私たちに与えてくださっていることの方が大きく私たちの人生を支配しているのです。


2、しっかり立ち
聖書から自分の歩みを見つめます。イエスさまは、いつでも私たちに近づき助けてくれます。イエスさまの助けを豊かに経験できる時は、私たちが強い時ではなくて、順調な時でもなくて、弱く、自分の足では立つことが難しいと感じる時かもしれません。しっかりと立つ秘訣は、助けを心から受け入れることです。私たちはもしかすると、自分でしっかりと立たなくてはいけないと思ってしまいますが、本当に強い人は、イエスさまのみことばにただ支えられている人なのです。


3、強く、雄々しく
感情を祈りに向けます。感情をいつでも前向きに、何事も恐れなく取り組むことが難しい時があります。足をひっぱられるように、気持ちが萎えてしまうような出来事を経験することがあります。恐れの嵐はなかなか静まってくれません。過去や未来の経験や思いが心の中にある時に、この恐れは強くなるばかりです。今、この時、神さまはいつでも私たちの人生に「恐れるな」と語りかけてくださるのです。すべての思いを祈りに向ける時に、感情はゆっくりと整えられていくのです。


4、愛をもって行う
一番の価値を愛におきます。愛をもって何かを行う時に、成果やより良い結果がすぐに見えない時があります。自分の力のなさを痛感したり、自分の愛のない心を見せられてしまうことがあります。イエスさまは十字架の愛を私たちに示してくださいました。多くの人の目には失敗のように思いました。うまく事柄が進んでいないと思っていました。イエスさまは、傷つき、人々の非難と無理解の中で過ごしました。愛には犠牲や痛みが伴う場合があります。その中でこそイエスさまの本当の愛を知り、その愛を信じて生きる時に、すべてのことは良いことへと導かれていくのです。


ストレスフリーな1日でありますように。

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