海老名シオンの丘教会牧師によるバイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の牧師による みことばメール

5月6日 夜明けに立つ人

おはようございます。
空しさの中でこそ豊かな神さまと出会えます。


☆今日の御言葉 箴言4章18節
『正しき者の行く末は輝き出る光のようだ。進むほどに光を増し、真昼の輝きとなる。』


一日の時間を人生に当てはめると、今どのような時を歩いているでしょうか。


◇真夜中にいるようにずっと暗闇に囲まれているという時を過ごしていることもあるかもしれません。◇朝の光を浴び、今が一番期待と希望に満ち溢れている時だと感じている人もいるでしょう。◇そして、昼の光を全身に浴びるように、最も祝福され、最も充実していると思える時を過ごしているでしょうか。◇しかし、午後の日差しが強くなるように、何かに疲れ、少し前までは何ともなかった出来事が、重たく感じる時もあります。◇そしてやがて、夕暮れ時を迎えます。よく歩いてきました。疲れもあり、後悔があっても守られていました。でもどこか生活の変化に心がついて行けずに、現実を受け止めることがまだできずに寂しさを抱える時があります。◇しだいに、闇は深く、深くなってきます。かつての喜び、日の光に照らされた充実もありません。失われるようなことばかりです。とてもつらい現実を歩むことになります。


多くの場合は、年齢や環境の変化、今経験している出来事には抗うことはできません。良い方に進んでいると思えれば、安心ですが、もし悪い方に行くのではないか思えば、今日を喜ぶことが難しくなります。体も心も、環境も変化し続けていきます。


実は、ここにこそ信じて生きる道の価値を知ることができます。◇年を重ねるごとに恵みは増し加わり、喜びの質が変化します。◇乗り越えた試練の数だけ、神さまが支えてくださる力を知り、その経験は誰かのための祈りや励ましに用いられます。◇弱さの中でこそ、みことばの恵みの体験が深くなり、よりイエスさまの御心に近づきます。◇人生の中で、わたしの力も状況もうまく行かないと思う時こそ、新しく扉は開かれ、その道を信じて歩む時に、わたしたちの周りにいる人たち、家族にも恵みが注がれていくのです。


神さまに導かれて、今日立っている人生の場所は、それはいつでも夜明けなのです。
この静かな時間、空気も澄んでいます。何ごともまだ慌ただしく動いていません。
でも、これから神さまの恵みの光が照らされようとしていることを知っています。


今日、今、わたしたちは、たとえ人生のどのような時を経験していても、神さまと夜明けに立っていて、希望を信じてとりなし祈ります。しだいに、神さまが照らしてくださる光の強さを感じます。ますます恵まれ、祝福は増し加わり、真昼の輝きのような時を過ごすのです。


みことばの光は、真上からあたたかく、豊かに照らしています。
その中を共に歩みましょう。暗く、うつむき、自分自身で心配の荷物を背負わなくていいのです。


夜明けに立つ人は、これから始まる、素晴らしい神さまの業に期待するのです。
そして、それが実現するのを見るのです。信じて進むほどに光が増していきます。


朝日から昼の光へと、そして神さまを賛美する美しい夕刻へと、人生は素晴らしい方向へと導かれています。


年を重ねることは美しく、日毎にみことばを心に刻む人は輝いてます=(^.^)=

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