おはようございます。
祈りの道には必ず神さまの恵みの花が咲きます。
☆今日の御言葉 ローマの信徒への手紙６章５節
『わたしたちがキリストの死と同じ状態になったとすれば、復活についても同じ状態になるでしょう。私たちの内の古い人がキリストと共に十字架につかれたのは、罪の体が無力にされて、私たちがもはや罪の奴隷にならないためであることを私たちは知っています。』
私たちの内に古い人が住んでいました。この人の欲望は尽きることがありません。周囲の状況にも左右されて、慌ただしく物事を考えます。この古い人は、とても敏感です。傷つくことを恐れ、自分が傷つくぐらいなら相手を打ちのめしてしまいます。余裕がなく、恐れやすく、愛がないのです。
それでも、古い人とずっと付き合ってきましたから、愛着も感じます。自分自身の本当の姿のようにも思っています。でもずっとその古い人の価値観の中で生きていると、行き着く先は絶望であり、暗闇であり、死なのです。
古い人がイエスさまと一緒に十字架につきます。イエスさまが一緒なので、この暗闇を恐れることはありません。そして、古い自分が終わります。しかし、それはわたしたちの存在が無になってしまうことではないのです。イエスさまの十字架は死で終わることがなく、新しい命によみがえるのです。
新しい自分の誕生です！お誕生日のお祝いです。天使がわたしたちを囲み、祝福しています。イエスさまとともに新しい人がわたしたちの内に生まれたのです。そっと優しく、新しい人を歓迎し、育み、それをわたしの人生の価値としましょう。
新しい人は、御言葉によって育ちます。神さまの愛によって元気になります。賛美したり、礼拝したりお祈りすることが大好きです。新しい人は、人を祝福し、愛を分かち合い、隣人のために祈ります。そして、大きな喜びが天から降り注いで、元気に歩くことができます。その行き着く先は、永遠の天の故郷です。なんと素晴らしいでしょうか。
古い人がまた顔を出すこともあるでしょう。丁寧にお断りして、新しい自分で今日を歩いてみましょう。
