海老名シオンの丘教会牧師によるバイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の牧師による みことばメール

1月11日 元気になります

おはようございます。

☆今日の御言葉 フィリピの信徒への手紙4章6節

「何事も思い煩ってはなりません。どんな場合にも、感謝を込めて祈りと願いを献げ、求めているものを神に打ち明けなさい。」

 

何も思い煩わなくて大丈夫です。今、進んでいる道に行き止まりや絶望はありません。


挫折があって、失敗があっても、そこから多くを学びます。遠回り、デコボコ道を通って、人間としての魅力がさらに磨かれています。


もし、迷ってしまう時、諦めそうになる時、自分の心の休み場所を確保してください。人の要求や立場、生活の忙しさから離れて、本当の自分に戻れる時間を大切にします。


生きづらさを抱える青年たちと共に過ごす共同生活場(キートス)の主宰者、白旗眞生さんの著書「羽を休めるとまり木で」を読みました。


傷つき、悲しくても、本音を言えない社会の中で生きる時があります。羽を休めるとまり木が、誰にも必要です。


祈りと願いを何でも打ち明けて、あなたが大切と、ありのままの存在を喜び合う時、人は元気になります。


家族で友人で互いを祝福します。

今日、優しさと労りの気持ちを祈りの中で贈ります。

 

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1月10日 弱さと私は仲が良い

おはようございます。

☆今日の御言葉 哀歌3章22−23節 

「主の慈しみは絶えることがない。その憐れみは尽きることがない。それは朝ごとに新しい。」

 

強がることはいくらでもできますが、本当は弱い自分がいます。大丈夫なようで、疲れ果てている時があります。


新聞の記事に、遠藤周作さんの著作「人生の踏絵」が引用されていました。


キリシタンが踏み絵でその信仰を試されたのは、あまりに重い試練であった。とはいえ大半の人は信念を貫きたくも、圧迫を受けるとヘナヘナになる。


踏み絵の実物を前にした時、木の枠に残る黒ずんだ脂の足跡に人々の、苦しみと悲しみを見ずにはいられなかった。」


試練を乗り越えたいと思っても、その問題の前で心が粉々に砕かれてしまうことがあります。ヘナヘナになり、情けなく思えます。


でも、弱さの中でこそ、出会える神さまの優しさがあります。

あなたを見捨てないという憐れみは尽きることがありません。


朝ごとに「大丈夫、共にいる」と語りかける神さまの愛があります。

失敗しても、また、立ち上がります。弱さは、深い神さまの愛を教えてくれるのです。

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1月9日 慰めを今

おはようございます。

☆今日の御言葉 第二コリント1章4節

「神は、どのような苦難のときにも、私たちを慰めてくださるので、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。」

 

今、心に慰めが必要です。人知れず、自分でも無自覚で、悲しみを抱える時があります。


2023年は、関東大震災が起きて100年になります。


1923年大震災が起きた夜に、英語教師として来日していた宣教師J.V.マーチンは、ある光景を見ました。


まだ余震が続く中、学校の校庭には多くの人たちが怯えながら避難しています。被災者に支給されたテントの中で、ゆらめくロウソクの光が点々として、その光が十字架に見えました。


共に佇み、賛美歌の歌詞を書きます。


「遠き国や 海の果て 何処に住む 民も見よ。…慰めもて 汝がために 慰めもて 我がために 振れ動く地に立ちて なお十字架は 輝けり」


心恐れ、揺れ動く地に立つような時があります。


不安で傷つき涙している人に、十字架のイエスさまは傍で、慰めをと祈っています。

あなたは一人ではありません。


賛美 「遠き国や」→ https://youtu.be/YDOEqRGEZPw

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1月8日 今日、心は満たされる

おはようございます。

☆今日の御言葉 マタイ6章34節

「明日のことを思い煩ってはならない。明日のことは明日自らが思い煩う。その日の苦労は、その日だけで十分である。」

 

悪い性格で生まれてくる人、明日を心配しながら、この世に誕生した人は誰もいません。


可愛い笑顔で無邪気な心で、思いっきり泣き、愛される為生まれてきたのです。


どこかで傷つき、悩み、複雑な気持ちを持つようになりました。でも本当のあなたの姿は、心満たされた人なのです。


心にバケツがあるとイメージします🪣


心のバケツは、愛されること、楽しみや喜びを沢山経験する事で満たされますが、逆に、大切にされないこと、心配、恐れは心を消耗させてしまいます。


今日、心を満たしましょう。あなたの存在の一番深い部分に温かい神さまの愛が満ちています。


あなたの心の喜びを優先してください。何も思い煩わなくていいのです。人と比べたり、忙しく自分を追い詰める必要はありません。


心を消耗させていることがあったら、ゆっくり手放してください。

あなた自身を労わる日です。


笑顔で幸せに生きることが、一番大切なのです。

 

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1月7日 希望のレシピ

おはようございます。

☆今日の御言葉 詩篇62編6節

「私の魂よ、ただ神に向かって沈黙せよ。私の希望は神から。」

 

どんな時にも希望を手にすることができれば、毎日を安心して過ごすことができます。


希望は、作ることができます。


ー希望のレシピをご紹介しますー

材料は、今経験している日常のあらゆる出来事です。楽しさもあるかもしれませんし、ストレスで心が疲れているかもしれません。


本当によくこの人生の荒波の中を歩いています。尊敬します。


全ての経験は無駄になることはありません。良い現実も、ため息をついてしまう出来事も、希望を作るためには欠かせない材料です。


あなたの手でこの材料を混ぜるかのように、一つ一つの事を否定的、絶望的には見ないで、ここに神の栄光が現される、という祈りの調味料を加えます。


すると、試練で強くされている人生の領域があることに気づきます。次に訪れる困難をも、乗り越える事ができます。


神さまは、あなたを強くすることができます。暗闇のトンネルの中を歩く時がありますが、その道は希望という光の出口に続いています。


もう恐れることはありません。

 

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1月6日 明日は怖くない

おはようございます。

☆今日の御言葉 マタイ6章34節

「明日のことを思い煩ってはならない。明日のことは明日自らが思い煩う。その日の苦労は、その日だけで十分である。」

 

ある人がこのようなお話を聞かせてくれました。


「私は、夜あまり眠れません。不安が大きくなると、過呼吸になり苦しくなるからです。でもある賛美歌を教えてもらい、イヤホンで聞きながら、ずっと口ずさむようになりました。そうしたら、心は軽くなり、安心して眠れるようになりました。」


その賛美歌は、「イエスがいるからーBecause He lives」という曲です。


エスがいるから 明日はこわくない


エスがいるから おそれは消え

エスがいるから 人生はすばらしい

 彼にすべてを ゆだねた今は

 


あなたの人生は守られます。神さまが共にいてくださるのです。

明日は、未来はどうなるのだろうかと恐れなくて大丈夫です。


必ず祝福され、良い出来事が用意されています。明日は怖くないのです。


恐れは消え、あなたの喜びだけが輝きます。


エスがいるからー


https://youtu.be/yHraxLa3ZEg

 

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1月5日 内なる獣

おはようございます。

☆今日の御言葉 詩篇73編22、23節 

「私は愚かで物を知らず、あなたと共にありながら獣のようでした。しかし、私は常にあなたと共にある。あなたは右の手を捕らえてくださる。」

 

あなたは強い人です。沢山の試練を乗り越えてきました。難しい人間関係があっても、最善を尽くしています。


勇気があり、忍耐力がある人です。

でも時に私は、心が迷い、悪感情に支配されることもあります。


新年号の新聞に、ウクライナで育ったノーベル賞作家アレクシエービッチさんの言葉が紹介されていました。


世界中で行われている残虐の行為を目の当たりにして、このように語ります。


「人間から獣がはい出している。」


私の中に自分でも制御不能となる獣が現れることがあります。怒りで「イライラ」し、不安で「ドキドキ」し、許せなくて「ニガニガ」しくなります。


やがて成長すると恐ろしいものになります。


神さまは、あなたの右の手をしっかりと握って目を見て語ります。

「大丈夫、私が共にいて守る。安心してすべてを委ねなさい。恐れてはならない。」


心の嵐は静まり、内なる獣はおとなしくなります。

 

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