海老名シオンの丘教会牧師によるバイブルメッセージ

海老名シオンの丘教会の牧師による みことばメール

4月30日 小さな池の大魚

おはようございます。

☆今日の御言葉 詩篇51編12節

「神よ、わたしの内に清い心を創造し、新しく確かな霊を授けてください。」

今日は新しい日です。過去の憂いも、未来の心配も、この瞬間にはありません。


どのような問題も、乗り越える方法があります。全身に心地よい風を受けるように、生かされている喜びを感じながら、大きく深呼吸をして、新しい今日は、はじまります。


アメリカの社会学者ディビスが「小さな池の大魚効果」という理念をある論文で紹介しました。


例えば、学力調査によれば、レベルの高い環境が必ずしも、個人の学力を引き上げるのではなく、高い基準ではない環境で切磋琢磨することの方が、個人の力は向上していくという検証結果が発表されました。


多くの人は、理想的な大きな池を求めるかもしれません。富、名誉、成功の中で幸せと充実を見つけようとします。


でも、本当の幸せと、人生の充実は、環境に影響されない人間力です。


小さな池の大きな魚になりましょう。弱さの中でも神さまの力に支えられ、困難や苦しみも心を磨く機会として、嘲りを受けても祝福を祈り、今日を歩みたいです。

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4月29日 まだ、の力

おはようございます。

☆今日の御言葉 ペトロの手紙第二 3章18節

「救い主イエス・キリストの恵みと知識において、成長しなさい。」

スタンフォード大学の心理学の教授キャロル・ドゥイクの「まだ、の力(The Power of Yet)」という講演を聞きました。


内容は、誰もが、どのような状況や年代でも自分の可能性を成長させることができることを研究を通して証明するものでした。


ある調査で、学校の成績が落ちてしまっている子どもたちを2つのグループに分けました。その内の一つのグループにはこう話しました。


「何か難しいことにチャレンジする時に人の脳のニューロン神経細胞)は新しくなり、細胞同士がつながり強くなります。脳は活性化され、どんどん賢くなります」

もう一方のグループには、何も伝えませんでした。

難しいことにチャレンジすることの大切さを知った子どもたちは、勉強の意欲が高くなり、困難な課題に対しても、自分なりにチャレンジするようになり成績が上がりました。


どのような時にも、まだまだこれから、神さまの恵みによって、私は成長し強くなる、と知っている人は幸せです。

 

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4月28日 美味しいスイーツをどうぞ

おはようございます。

☆ 今日の御言葉 ローマの信徒への手紙8章28節

「神を愛する者たち、つまり、ご計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」

NHKで紹介された人気漫画家の小林ユミヲさんの「苦くて甘い菜の花ケーキ」というものを知りました。


マンガの主人公の渚が、ひそかに思いを寄せる人の結婚式のケーキを作る場面があります。

菜花をペーストにして、米粉のスポンジに練り込み、オーブンで焼きます。スポンジの周りに豆腐クリームと黄色い菜花でデコレーションすれば完成です。


苦さと甘さが混じり合い、美味しいスイーツとなります。神さまも私たちの人生で経験するすべての材料を用いて、世界でたった一人のあなたを特別な存在とするのです。


経験したすべては、無駄で無意味なものは一つもありません。

失望したり、後悔を抱え続ける必要はありません。あなたは神さまに愛されているのです。


涙は人生を味わい深くする塩味となり、挫折は誰かに励ましを与える辛味になり、日々の努力は、隠し味となって、あなたの個性は輝きます。

 

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4月27日 願いとおりになる

おはようございます。

☆今日の御言葉 マルコによる福音書11章24節

「祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる」

 

祈りや願いを神さまに届け、あなたの能力を最大限に発揮して生きる道があります。


キャサリン・マーシャルという方が書いた本「祈りの冒険」の中にー秘密と創造性ーという興味深い項目があります。


二人の著名な人物のエピソードが記されています。一人は、バチカンシスティーナ礼拝堂に壮大な聖書物語を描いたミケランジェロと「老人と海」の著作で知られるヘミングウエイです。


ミケランジェロは、4年間の大部分を、部屋に鍵をかかて一人で創作に励みました。一方、ヘミングウエイは、ある本の原稿を書き始め、その一部分を読み聞かせて、人々の称賛を得たことにより、急速にその創造性を失った、という出来事があったそうです。


他の人の評価や喧騒が、自分の創造性を曇らせ、祈りの確信を鈍らせ、私の本当の魅力を見失わせてしまうことがあります。


自分を信じ、神さまに期待して、思考という枠組みにとらわれず、あなたの魅力が輝く日でありますように。

 

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4月26日 神の愛する子

おはようございます。

☆今日の御言葉 詩篇4編7節

「主よ、御顔の光を私たちの上に昇らせてください」

 

ハーバード大学イエール大学で神学や心理学を教えていたヘンリー・ナウエンという人がいます。


ナウエンが、生涯で最も大切にしていた場所がラルシュ共同体でした。


そこには、話すことも、歩くこともできないアダムという青年がいました。ナウエンは、アダムの心の内に「神の愛する子」という豊かな刻印が押されていることを見て、大きな慰めを体験しました。


そして、このような言葉を残しています。


「働きや教育形成の真の目的は、成功や何かを成し遂げる以上に、自分が神に愛されている者であるという慰めの中に憩うこと、そして、出会う一人ひとりの中に、主の御声、御顔、御手を絶えず認めることである。」


誰もが愛されています。神さまの愛の外にいる人はひとりもいません。


私たちの内にも、今日出会う一人ひとりの心の中には、「神の愛する子」という刻印が押されています。


その輝きを誰も曇らせたり、奪うことはできないのです。


安心して、歩いて行きましょう。愛されてる者として喜びながら。

 

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4月25日 あなたのままで大成功

おはようございます。

☆今日御言葉 箴言3章6節

「常に主を覚えてあなたの道を歩け、そうすれば主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。」

 

クリスチャン実業家の松下修氏が書いた本に「聖書に隠された成功の秘訣」があります。聖書に登場する天使の4つの側面から、人間の特質を分類しています。


自分のタイプ(性質)を知り、自分の可能性を広げ、人との違いを理解し、互いに補い合い、共に生きていくことを大切にできます。


1、獅子タイプ→人が好きで、プラス思考の外向型


2、雄牛タイプ→誰かの役に立てることに価値を置ける、目的志向型


3、人タイプ→情緒面が豊かで、人の気持ちに寄り添う、内面型


4、鷲タイプ→物事の全体像を大きな視点で見る、鳥瞰型


みな違っていて、それでいいのです。それぞれのタイプには、プラスの面もマイナスの面もあります。完全な人はいないからです。


自分の性質を理解して、良い部分を育てれば大成功です。違うタイプの人からも、良い所を学んで視野を広くできます。


互いの違いがあっても協力し、競争ではなく、より良い社会の為に共に生きる仲間なのです。

 

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4月24日 優しさと安らぎ

おはようございます。

☆今日の御言葉 詩篇86編11節

「主よ、あなたの道を教えてください。わたしはあなたのまことの中を歩みます」

 

誰の心の中にも、優しさの種があります。あなたの優しさは、本当に麗しいものです。


この種を育ててみます。あなたの心の中心に、あたたかい神さまの愛が宿ることをイメージしてください。


何ができるとか、どんな特技があるとか、人と比べて自分はこんなもの、という意識は、心の外側にある雑草のようなものです。誰かが植え付けた一つの価値にすぎません。


あなたの本質の中心は豊かで優しく、愛されていて、微笑んでいるのです。この思いを心の全体に広げます。


そして祈ります。


・私が安全でこの日守られますように。私の心と体が安らかでありますように。私が思いやりと優しさをもって生きられますように。

この祈りの「私」を「あなた」に言葉を変えて、大切な誰かの為にも祈ります。


次に、あまり自分の生活とは関わりのない人のためにも祈ります。

最後にできることであれば、もっとも苦手な人のためにも祈ります。

不思議な心の変化と、安らぎを経験する日になります。

 

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