おはようございます。
生き生きの秘訣は、日々新しい言葉で満たされていることです。
☆今日の御言葉 士師記6章11−12節
『ヨアシュの子ギデオンは、ミデヤン人を目を避けるため、絞り場で小麦を打っていた。主の使いは彼に会うと、「力ある勇士よ、主はあなたと共におられます」と言った。』
今まで、あまり意識していなかったのですが、毎朝飲むコーヒーのカップを見ると、「スヌーピー」のキャラクターが描かれていました。スヌーピーが登場する「ピーナッツ」シリーズの作者、チャールズ・シュルツは、有名なクリスチャン漫画家です。以前、「スヌーピーたちの聖書のはなし」(ロバート・L・ショート著)を読んだことがあります。その中にこのような4コマ漫画がありました。
・喉の渇いたスヌーピーが、自分の水飲みボウルをくわえて水道までやってきます。・蛇口をひねって水を出すことができないので、呆然とするスヌーピー。・すると突然、雨が降り、水飲みボウルは雨でいっぱいになります。・そして喜んで水を飲むことができました。最後のコマに「このことは、しばらく考えてみなくちゃいけないな。」とつぶやきます。横には、「渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。」(ヨハネ黙示録22:17)のみことばが引用されていました。
しばらく考える・・この世の価値観と聖書の世界観の狭間に立っている姿が描かれます。
旧約聖書に出てくるギデオンも、この世の価値観と聖書の価値観の狭間に立っていました。
もし私たちが現実という世界観だけで生きていくことがあれば、水を飲みたくても、蛇口をひねる力がなければ絶望してしまいます。しかし、もう一つの世界が現されたらどうでしょうか。
水が天から注がれるという出来事を、神さまは今日の人生のあらゆるところで体験させ、私たちを喜びせてくださるのです。
ギデオンはどのように降り注ぐ雨のような神さまの恵みに出会ったでしょうか。(4コマで・・)
第一場面
ギデオンを取り巻く世界は困難の中にありました。自分の国が危機的な状況に置かれていました。攻めてくる敵は強く、太刀打ちできる方法はありません。逃げるように、隠れるように過ごしていました。ギデオンは人目を避け、隠れながら、絞り場で小麦を打っていたのです。
・・あまりに問題が大きく、課題が壁のように目の前に立つ時、立ち向かう気力は失せてしまいます。それは大切な時間です。自分の弱さを嘆く必要はありません。本当の愛と私を生かす豊かな力はどのようなものかを知ることができるからです。
第二場面
主の使いは、ギデオンのことを、「力ある勇士よ、」と呼びかけます。怯えているギデオンです。現実の脅威から身を潜めて生活しているギデオンです。決して力ある勇士には見えません。それでも、神さまは、私たちの内側の力を見ていてくれているのです。
・・ギデオンは驚いたでしょう。天から聞こえた言葉があまりに自分の今の姿とはかけ離れていたからです。現実の姿は、本当の自分ではありません。神さまは私の本当の姿をみことばを通して見せてくださるのです。「力ある人よ・・私があなたを守る」と。
第三場面
ギデオンは、立ち上がりました。まだ不安があります。なぜ、神さまが共にいる世界に苦しみや悲しみがあるのか疑問でした。暗闇を嘆いていました。しかし、神さまは、ギデオンの心を少しずつ、つくり変えてくださったのです。
・・自分を変える祈りがあります。自分の知恵や力も横へおきます。ゆっくり深呼吸をしながら、「神さま・・」と心を開き、「今日、必要な力を与えてください」と祈ります。
第四場面
今日、私たちにも語られるのです。「力ある人よ、神さまに愛されている大切な人よ・・大丈夫、わたしはあなたに力を与える、知恵も備える、祈りが叶えられて、今いるところに栄光を現す。」
今日、神さまの祝福を見ることができますようにお祈りしています。